匁の閑話

1匁は五円玉1枚の重さ。ささやかな私のささやかな呟き。

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Author:匁
2015年、札幌市から埼玉へ移住。

旅行記→車中泊とLCCで格安旅行

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今年の健診

連日の雨で、散歩も思うにまかせぬこの頃。
やっと雨があがり、今日は年に一度の健診日。
運動不足解消にと、早めに徒歩で出かけたが、外は一面の濃霧。
一寸先も見えないとは、この事か。
しかも、寒い。
センターへ着いたら、先着順で8番。
隣の7のご婦人曰く「車で来たけど、霧で前が見えず怖かった」と。

さて、健診開始。
まずは健診票のチェックを済ませ、血圧を測り身長・体重・腰回り測定。
医師の問診を経て、エックス線撮影、血液検査。

私の最高血圧、一回目140、二回目164って・・・。
「昨年の健診では124だったのですが」と、思わず呟くと、
「いつもと環境が変わると変動するからね」と看護士さん。

なんと、身体測定では身長は2cm縮み、体重は1.5kg減っていた。
全体に小型化したと言うことか、私。

7の婦人も「血圧が凄く高かった!」と。
あとで家人が言うに
「あの人、計る時に肩に力が入って緊張してたから、そのせいじゃないか」。
私も背中を伸ばし肩を張って計測しちゃったから、高い数値が出たかも。
と勝手に納得。

さて、家人は体重が日常より3kgも減っていた。
健診の朝なので、今日の朝食は抜きだから1kgなら許容範囲だけれど・・・
「衣類の分を加減してるんじゃあないか」と家人。
それぞれに言い訳をみつけ、不安を払拭して帰路についた。

今年はバリューム検査の変わりにピロリ菌検査を受けた。
ために、気がつけば昨年よりも随分と早く終わった。
9時から朝食の試食が振舞われるのだが、まだ間がある。
昨年は、五目御飯ときのこの味噌汁。
美味しいのに・・・、9時まで待てないので今年は断念。

急いで家に帰って、我家でブランチ。

日傘袋でスマホケースを作る

そも始めは、今月初めの家族での北海道旅行。
あろうことか、私は携帯を家に忘れてしまった。
気持ちとしては、とっても不安。
だって一緒に来た家族たちとは、ほとんどが別行動の予定なのだから。
手元に無いと言うだけで、不安。

ところが、日を追うごとに案ずるより生むが易し。
無くても何とかなっちゃった。
今までそんな風な使い方をしていたのかと、思えば愕然。
だったら、いっそ これを機にスマホに買い換えよう!と。

買ったのは、Nifty系のNifmoのNOVALITEと言う格安スマホ。
実は我家のネットプロバイダーがnifty。
出来れば、契約や支払いは一本にまとめたい。
が、契約者名は家人。
しかも、クレジット嫌いな私は自分名義のクレジットカードを所持していない。
で、家人名義での契約をした。
名義が違うので、電話帳もSDカードを駆使してなんとか取り込んだ。

まだまだ、宿題満載のスマホ一年生。
機種を眺めていたら、何か着せてやらねばとふと思った。
で、先日の札幌旅行時に失くした二段折の日傘、その袋だけが手元にあるので
これを合わせてみると、なんと幅がぴったり。
上のリボン柄スカラップをちょん切って、逆さまに縫い付けた。
が、ただ穴が開いてるだけで、リボン柄が見えない。
それで、裏にいらなくなったTシャツを貼り、柄が浮いて見えるように。
短い持ち手は解き、縫い合わせてポケットに。

手放せないタッチペン用に小さなホルダーの輪っかもつけた。
傘生地なので防水は問題ないが、いまいち薄い。
で、Tシャツ生地を裏全面に施して腰をつけた。
使い勝手がとても良い。

ただ、こうなると欲が頭をもたげる。
昨日、皮の端切れを入手した。
これで、手帳型ケースを作ってみようかと。
スマホ操作はまだまだ課題満載だが、次の楽しみが沸いてきた。


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どうすれば?視覚障害者への声かけ

先日のこと。
白い杖の高齢男性が、往来のど真ん中をおぼつか無い足取りでやって来た。
数歩進んでは体の向きを変えるジグザグ歩行。
しかし、ここは車道。
車が来なかったのは、たまたまの幸運と言わざるを得ない。
このままでは、危険きわまりない。
「はて、どうしたものか」戸惑う私。

と、そのうちに、男性は車道と歩道の境の低い柵を杖の先で見つけ
危なっかしいながら、歩道に足を踏み入れた。
ほっと一安心。
が、いつ又 車道へ飛び出すかも知れない。
で、思わず声が出た。
「そこで大丈夫ですよ。そのまま真っ直ぐで」と。
男性は一瞬固まり、一息おいて言った。
「びっくりした・・・」。
無理もない。
視覚障害の男性は、私の存在を認識できていないのだもの。
私の声の方向を探りつつ、何度も礼を言った。
そんな男性の後姿を見送りつつ、思う。
「もっとしっかりと伝えられなかったか」と。

こんな場合、どう接すれば良いのだろう。
某新聞のアーカイブに、その方法を見つけた。
①普段の声かけは、出来るだけ体の正面から。
  2・3度、肩に軽く触れる。
②「誰に言っているのか」「方向」を明確に。
③階段では、上りか下りかを伝える。
④誘導する際は、手や白杖をひっぱらない。

今回の私は、横からの声かけだったから①も②も×。
しかも「そのまま真っ直ぐ」と教えたが、道は緩やかな右カーブ。
柵を伝うと真っ直ぐでも良いが、道の形状を知らないならば不安だろう。
私の道案内は、目の見えて現況が把握できる人向けだったのだ。

大切なのは、日頃からの心がけ。
頭の片隅にでも留めておけば、いつ視覚障害者に遭遇しても迷わず声かけが出来そうだ。

迷惑電話

2015年春、他県他市から今の住居へ転居し、NTT固定電話の番号が変わった。
以来、前の使用者あての電話が頻繁にかかってくる。
「もしもし、ひろしさんお願いします」と言われても、当方に「ひろし」と言う人物はいない。
電話の相手は、大手保険会社から化粧品会社、果ては健康食品。
ひろしさんは、通販ヘビーユーザーだったらしい。

その都度、電話の契約者が代わった旨を丁寧に伝えているが
土日、夜間でも当方の都合に関係なくかかってくる電話には閉口する。
ある日のこと、いつもの様にひろしさん名指しの電話が来た。
自分の名も名乗らず、いきなりひろしさんに代われと言われても・・・
いつもの様に、電話の契約者が代わった事を話した後
この番号はどこから知ったのかを尋ねると、「名簿に載っている」と。
相手は重ねて言った。「どうします。名簿から消しておきますか。
このままにしておくと、又電話がいきますよ」。と受話器の向こうで凄んだ。
もしかして、名簿削除の手数料目当てか・・・と不安が湧き上がる。
当方は前所有者の番号が勝手に載せられていただけ。
第一、そういう名簿の存在も知らず、ましてや巷に流布しているなんて許せない。
にしても、掲載が別人と知れば、それを削除し管理する責任はそっちだろう。
知らない処で掲載されたデータを、何故に当方がお願いして削除して貰わねばならないのか。
相手は、ぷいと電話を切った。
それから、10分位の間に4・5回の無言電話があり、翌日も数回。
1週間ほど無言電話が続いた後、気が済んだのか、やがて無くなった。


NTT固定電話の番号は、契約解除後 他者に配布せず1~3年程は寝かせて置くと聞く。
すでに、我家がこの番号を取得してから2年が過ぎた。
が、未だにひろしさん宛ての電話がかかってくる。
今日は朝から立て続けに3件。
しかも、そのいづれもが別別のリサイクルショップ。
「どこでこの番号をお知りになったのですか」と聞くと
「古い電話帳でランダムに拾っています」と言う。
よりにもよって同じ業種の3店が
今朝、時を同じくして電話帳から揃いも揃って同じ番号を拾うなんて有り得ない。

ひろしさん、今度はリサイクルショップだよ。
あなたの名簿はどこまで売られているの。
そして、一体いつになったら電話が来なくなるのやら・・・

「山中伸弥先生に人生とiPS細胞について聞いてみた」

人気子役・芦田愛菜ちゃん一押しの一冊。
山中先生が周囲の助けも得て、iPS細胞を作り出すまでの紆余曲折の記。
先生の座右の銘は「人間万時塞翁が馬」。
「じんかんばんじさいおうがうま」とも読むことを、愛菜ちゃんにより知った。
人間(じんかん)は、にんげんの意味ではなく、世間の意味だそうな。

私は、学生時代に化学式を見ただけで頭がくらくらする程の非理系人間。
文系の私に解るかな?不安。
とは言え、9歳の愛菜ちゃんが読んだなら私に読めない筈がないだろう。
処が、肝心の研究部分となると、文字が頭を通り過ぎて抜けて行く。
結局、2回読んでやっと理解できた。
愛菜ちゃん、恐るべし。

①ES細胞  ヒトの受精卵をバラバラにし培養して作るため、倫理的問題点が残る。
②iPS細胞  体細胞(皮膚・毛髪など)を培養し、4つの遺伝子を加える事で作り出す。
      安価で簡便。しかし、その手軽さ故に本来の目的である難病治療や創薬以外に
      悪用される可能性が否定できない。
      例えば、特定のヒトのDNAが欲しければ毛髪1本で盗み取ることも可能だろう。
      山中先生いわく「僕は研究者なので、1人でも多く難病の患者さんを救うために
      一生懸命研究している。が、同時に医療に携わる者たちのモラルが大切だ」

2つは双子の様に酷似しているが、
実用化は、手軽さ・経費面・倫理面で、iPS細胞の方が断然に優位。


2つの細胞に共通する弱点は、
基本細胞が患者本人のもの以外だと免疫拒絶反応がおこる恐れがある点。
必要になってから細胞採取して培養を始めたのでは、治療に間に合わない。
だからと言って、事前に一人ひとりのiPS細胞を作って準備しておく事は不可能。
処が、なんとこれにも解決策がある。

iPS細胞ストック(HLA型ホモ) 
ヒトは、両親からそれぞれ1つづつの別のHLA型を受け継いで生まれる。
しかし、中には両親から同じ型を受け継いだヒトがいる。
このヒトの体細胞から作ったiPS細胞は、他人の体に貼り付けても免疫拒絶反応が起きないのだと。
しかも、HLA型ホモのヒト140人で90%の日本人をカバー出来るのだ。
効率よくHLA型ホモのヒトを見つけ出す方法は、出産の時の臍帯血。
臍帯血は、白血病など血液の治療に使えると言う。
そういえば、娘を出産した病院の壁に「臍帯血を協力ください」とのポスターが貼られていた。
まさか、この私がそんな希少キャリアとも思えないが。

「医学は、日進月歩の時代は終わり秒針で進んでいる。
不幸にも癌になってしまったら、1日も長く生きなさい。
昨日には無かった治療法が、明日には見つかるかもしれないから」
と、かつて有名な癌医が言った。
当時、すい臓がんを発症した友人は、時を待つ事が出来ず逝ってしまった。

iPS細胞は体細胞の主が何歳であっても、初期化した細胞が出来る。
つまり、生まれたてのゼロ歳ベビーの細胞を作り出すのだ。
夢の様な話が、今や現実となった。
近未来、病気では死なない時代が来るのだろうか。
だとすれば、それはどんな人間(じんかん=世間・世の中)になるのだろう。

日頃、自分がたった1個の細胞からこの世へ生まれ出た事を思う事はない。
この本を読んでいると、いっとき、 自分という一つの生命体が俯瞰して見える。

山中先生、素晴らしい研究を有難う。

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