匁の閑話

1匁は五円玉1枚の重さ。ささやかな私のささやかな呟き。

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Author:匁
2015年、札幌市から埼玉へ移住。

旅行記→車中泊とLCCで格安旅行

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回文

もどれない恋の旅路よ 燃ゆる夜 湯もよし 飛騨の憩いなれども

右から逆読みしても
(もどれない こいのたびじよ もゆるよる ゆもよし ひだのいこいなれども)

併設のHPを整理してたら、この回文に再会した。
回文とは、下から読んでも同字・同文になる詞句。「竹やぶ焼けた」「肉の多い大の国」「山本山」みたいに。

どこをどう捻ったら、こんな回文がつくれるのか。
いやはや、艶っぽい。芸術だ。
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池井戸潤 「七つの会議」

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半沢直樹で名を馳せた直木賞作家・池井戸潤の作品だ。

大手電機メーカーの下請け中小企業で、コストダウンを優先するあまり強度に問題があるネジを、認識のうえで納品していた。鉄道や航空機用シートに使われているネジだ。上層部の対応は、隠蔽し製品が廃品となるのを唯 待つと言うもの。業を煮やした社員の中に、内部告発に踏み切った者がいた。

そもそも、客は製品のパーツの信頼性を疑いもしない。企業を信頼すればこそ、商品を買う。企業の利潤追求が優先し、安全性が軽視されるとしたら、本当に怖い。社内の圧力に抗しサラリーマン人生を賭け内部告発した社員が、呟く。「後悔はしていない。どんな道にも、将来を開く扉はきっとあるはずだ。」

この重いテーマの小説を息もつかせず一気に読ませてしまうのは、さすが池井戸潤。
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