匁の閑話

1匁は五円玉1枚の重さ。ささやかな私のささやかな呟き。

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Author:匁
2015年、札幌市から埼玉へ移住。

旅行記→車中泊とLCCで格安旅行

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骨粗しょう症 イエローカード

ことの初めは、市の健康診断。
生まれて初めて骨粗しょう症の検査を受けた。
骨密度は同年代の94%。
子供の頃から運動が苦手、下駄を履くとこけるし、膝株が小さく骨の細さは歴然。
ただ、日頃から食べ物には気を配っていたので、心の何処かで自信があった。
あぁそれなのに、その場で医者への紹介状を持たされるなんて。
渡された検査結果に拠ると、ボーダーラインに接したぎりぎりの下。
つまり、惜しい!というあたり。

さて、病院で医者が何をするかと言えば、
骨密度を高めるための生活習慣の指導。もっと症状が重ければ投薬。
さらには、手術もあるそうな。
ただ、私の場合は今の処、予備軍。
まずは生活指導を受け、予防に努めると言うことだ。
だが、一度 病院へ行ったなら、生涯 通院が続くであろう事は日を見るより明らか。
だって、生活指導はするに越した事はなく、しないよりした方がいい。
本人の危機喚起の意味で。

数日後、新聞の記事に目は釘付け。
骨粗しょう症の治療薬を常飲していた女性が、歯科で抜歯をした処、上顎の骨が壊死したと。
その薬は骨粗しょう症に大変効果を発揮している反面、こんな副作用も孕んでいる。
後日、歯科医は「知らなかった。申し訳ない」と詫びたそうだ。
全国の医療従事者に知識があるとは限らない。それだけに、怖い。

数年前、突発性難聴で入院した時、血圧が異常にあがった。
耳の担当医は言った。
「内科で、血圧をさげる薬を処方してもらいましょう」
私は大慌てで、首を横に振り続けた。
「先生、今は入院中で健康状態が安定していないので、もう少し様子を見てからに」
と、医師をなだめたりすかしたりして、何とか高血圧治療を回避した。
高血圧の薬は一度飲みだすと簡単にはやめられない、と聞いていたから。
今回の健診での血圧は、120の64で全くの正常値。
勿論、血圧の治療など未だ一度も受けたことがない。
あの時、医師の勧め通りに血圧の薬を飲みだしていたら、今頃は通院し続けてて
立派な高血圧患者になっていた筈。

さて、骨粗しょう症の黄色信号が出た私。
生活習慣の改善で現状を維持出来るのなら、医者には任せておけない。
私の健康は、私のものだから。
以来、毎日1万歩を散歩している。というか、徘徊している。
通りすがりの古着屋で気に入りのブルゾンを発見したり
日ごとに色をかえる木々の葉に、季節の移ろいを感じたり。
今まで気づかなかった楽しみに気がついた。

それにしても、なんだかな~
市は、ざくっと予備軍をさらって病院に一括で委託するのではなく
イエローカード程度の者には、予防のための指導をするとか
前向きな手を打つべきではないか。
昨今、医療費が膨れ上がっているのが問題になっているのに。
これでは、ただただ病人を量産しているだけに思えてならない。


追記
11/22 骨粗しょう症 以外の健診結果が届いた。
私は全て「異常なし」。やった!
ホッとしたけど、実はちょっと胸に棘さすことが。
健診に備え、2週間前から禁酒してみたのだ。
そしたら、この優等生の手本みたいな健診結果。
でも、こんな小細工で一時の結果を得ても
人生のスパンで考えれば、自分のためにならないだろうな。
だってさ、数字は正直だもの。怖いほど。
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